Seven Kingdoms
Interactive Magic / Enlight Software, 1997

時を遡ること幾千年の遥かなる昔、ひとつの巨大な帝国が地上に栄えていた。町は様々な催し物で賑わい、音楽があふれ、人々は哲学に嗜み書物や絵画に触れ、何の不自由もなく幸せに暮らしていた。しかしやがて、繁栄の極みに達した人間社会が常にそうであるように、政治は腐敗し、野心家がはびこって偉大なる帝国が無残に解体されると、おまけに妙な怪物が世界を襲い始める。再び地上を統一支配するのは果たしてどの民族なのか? 文明衝突リアルタイムストラテジーの佳作、Seven Kingdoms: Ancient Adversariesと、続編のThe Fryhtan Warsに見るJapaneseの勇姿。


集落名は自動生成(Hamada、Takedaなど) Japaneseコミュニティを形成するのはもちろんサムライ。「はいご主人様」 「仰せの通りに致します」 低いダミ声でマウスクリックに応答する頼もしさ。
中途半端な色彩 全ての種族はGreater Beingsと呼ばれる守護神をそれぞれ擁している。我らがMind Turnerは大仏と侍と天女と歌舞伎が入り混じったような造形。
明るい農村 ゲーム性はそのままに構成要素を拡充、グラフィックの向上著しく今でも見劣りしない出来映えの二作目(1999)。真ん中に見えるのがNinja Dojo。
明けましておめでとうございます 今度の守護神はAmaterasu。勝どきを上げぴょこんと跳ねるCGの武士と、実写の女神が合成された勝利の画面。何とも形容しがたい乖離感が…。
中途半端な大きさ 女神はSeats of Power(神殿)を建造し祈りを捧げることで召喚可能。下から覗き込む不埒者には天罰が下りそうだ。右下は彼女のコンセプトアート。

「Age of Empiresが到達し得なかった高い完成度」 「Civilization II 以来の優良帝国シム」 「7Kの緻密なグラフィックを見た後では、AoE のそれがまるで落書きに見える」 海外ゲーム誌お得意の煽り文句を全て真に受けるわけにもいかないが、それでも第一作目が発表された当時、各メディアの論評はいずれも非常に好意的で、軒並みの高評価を獲得していた。”出涸らし”になりがちな続編のレベルもかなりのもので、人間と神と怪物が三つ巴となった物語の底力を感じさせる。

世界のなかの一種族として、特色を打ち出すことが容易な日本が登場すること自体に目新しさはない。しかしMind TurnerやAmaterasuなど、Greater Beingsの存在が付加価値を一気に高めている。実写の女神の生々しい迫力の前で、侍も小動物か手乗り武士という風情だ。Nakatani Shoji、Satoh Konosuke、Asano Kenjiro…とりわけ二作目はJapanese Soldier(要するにサムライ)やNinja のひとりひとりが個別に名前を持っているなど訳の分からない部分の作り込みが激しい。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Interactive Maic (発売元・一作目)
Ubi Soft Entertainment (発売元・二作目)
Enlight Software (開発元)
The Goddess in World Mythology (脂っこい女神画像通販)
Google (定番サーチエンジン)


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