Expect No Mercy
Microforum, 1995

街で話題のバーチャルカラテ道場は、一般市民を洗脳・調教して暗殺者集団に仕立て上げる闇の組織だった!登場するキャラクターは全て実写取り込み、粗っぽいモーションと血飛沫の演出が往年のモータルコンバットを彷彿とさせる対戦型格闘アクションの凡作。同名洋画の「情け容赦ない」ゲーム化タイトル。当時、話題の新作として出品されたCOMDEX'95のリポートによれば、”真に迫る対戦シーンが盛り込まれ”とあるのだが・・・。Windows版アクションゲーム黎明期のおとぎ話。


ニンジャ三兄弟 忍者のカラーバリエーションでキャラクタを水増し。登場人物の25%は忍者という計算が成り立つ。顔の向きを変えたりしそれを誤魔化そうと必死だ。
JPEGは赤が滲む 畳と屏風が織り成す和室的な亜空間。紅白ニンジャ合戦がそこへ艶やかな彩りを添えている。慶びの日に目出度いニンジャショーをお楽しみ下さい。
痛そう ニンジャ(黒)の必殺技が主人公を襲う。あばら骨をえぐられつつあるのがお分かり頂けるだろうか。このような”Fatality”のフューチャーもMK譲りだ。
ベストショット モータルコンバットに登場する”雷電”に酷似した少林寺拳法の使い手、”KHAN”の地獄突きが股間を直撃。めくるめく恍惚感に身を委ねる主人公。
目潰しゲームも収録 幾多の眼差しが画面上を浮遊している。奴らが目を開いた瞬間を見逃すな!すぐにクリックして、やっつけろ!ビックなボーナスが君を待っている。

このようなガイジン謹製の格闘ゲームにおけるニンジャの存在は、もはや予定調和とさえ表現することが可能だ。彼らはまるで何かにとり憑かれたかのように多くのニンジャを登場させ、そのことで精神の平衡を保とうと必死に足掻いているようにもうかがえる。西洋人にとってニンジャには”癒し”の効果があるのではないか、という推論もあながち的外れな考えではないだろう。

描画速度は無制限、現在の高性能マシンでは狂ったような早回しになる。ニンジャの多彩なアクションも、主人公の華麗な身のこなしも、人間の目にはアニメーションが瞬間的にちらついたようにしか映らず、彼らがいったい何をしているのか、画面から読み取ることは極めて困難だ。タイムリミットの3分間は実質十数秒、手に汗握る暇もないようなスピーディな展開を楽しもう。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Microforum (開発元・良く分からない)
Japan Travel Updates (国際観光振興会JNTO)
E! Online (海外映画・TV番組のセルビデオ)


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