From Dusk Till Dawn
Cyro Interactive / Gamesquad, 2001

牧師一家を人質に逃亡中の銀行強盗ゲッコー兄弟、彼らが仲間と待ち合わせたメキシコの酒場はヴァンパイアでいっぱいだった!ノンストップでスペクタクルな超絶アクションの集中砲火!一作ごとに世間をああ…と言わせる映像異端児クエンティン・タランティーノ、デスぺラードで大ブレイクしたロバート・ロドリゲスらによる同名B級洋画のアクションゲーム化タイトル。キミはゲッコー兄弟のまともだったほう、セス・ゲッコーとなり、ヴァンパイアに襲われた連邦刑務所から脱出して下さい。


カラテ・フィットネスクラブ 舞台となるのは連邦刑務所 Rising Sun として改造された洋上の中古タンカー。ヴァンパイアと乱闘の末辿り着いたのは、唐突に広がるカラテ道場。
遊んでいるようにしか見えない空手写真 収容施設はもちろん、食料品のお店やゲームセンター、原作に登場するTitty Twisterに至るまで独立した一つの街のように様々な店舗が存在する。
なんだか法空手 しかし何故、よりによってカラテ道場なのか…日の丸に法空手、壁面の妙な張り紙や写真は、どこから拾い集めてきたのか微妙な雰囲気の物ばかり。
とにかく空手道 空手道の畳風マットレスに横たわり、データイースト往年の名作の夢を見る。突進してくる「吸血牛」に襲われるような、ひどい悪夢にうなされそうだ。
鳥居に青磁の壷 中国風味の事務所らしき小部屋に謎のグランドピアノ。外部と隔絶された洋上のタンカー刑務所、という設定からかけ離れた船内の構造に戸惑いも。

生き延びることが出来るのは人間か、バンパイアか、それともDECOか!和議申請の苦渋を舐め、会社倒産の噂を流されてもしぶとく生き続けるデータイーストを不死の存在、吸血鬼に見立て、同社の著名作、開発元(テクノスジャパン)はあえなく死んでしまった「空手道」という因縁めいたタイトルを、和製アニメと香港カンフーが趣味というクエンティン・タランティーノの嗜好に絡めた強暴なプロジェクトにして、かつて誰も見たことのない、最高にクールなバトル・アクション・ゲーム!

原作映画は後に製作された2本の続編(激闘篇・誕生篇)をもって3部作となっているが、そのいずれにも日本や日本人が関わるようなシーンは存在しない。強いて言えば1作目で牧師一家の子供が日本人に間違われる場面と、2作目でモーテルの女主人が「日本語も少し話せる」と喋った台詞くらいである。映画よりもゲームのほうが、妙に真面目で筋道立ったストーリーが進行しているような印象があり、もっと常人の理解を遥かに超えて裏返るくらいのインパクトが欲しかった所だ。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Cyro Interactive (発売元)
Gamesquad (開発元)
東芝デジタルフロンティア (DVDいっぱい)
ヲヤジの惑星 (デジタルな少年時代)
うわさのシネマ (こだわり映画情報)
永遠を生きる (こだわり吸血鬼情報)


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