Freelancer
Microsoft / Digital Anvil, 2003

シリウスの果て、虚空の楽園を信じ、移民船団は敵の包囲網を突破する。23世紀、鉄槌に自由の星は砕け散った。西側諸国は東側連合の猛攻に太陽系を追われ、混乱の極み、襲撃のさなか各地の豪族が死に物狂いで送り出した”ノアの箱舟”に未来を託す。そこにはアメリカのLiberty家、イギリスはBretonia家、ドイツRheinland家、そして日本(アジア)が誇る名門、Kusari家の姿があった…時代は31世紀、それぞれの豪族コロニーは幾世代を経て新たな繁栄をものにする。4大勢力となった彼らは再び、しかし遥か以前とは異なる交流を持ち始めた。スペースアクションシム巨編。


日系二世さん? 主人公は未来の宇宙の自由人(山師)。 まずは”Liberty Security Force”のJun'ko Zaneさん依頼の初仕事。彼女とは長い付き合いになるだろう。
頬肉大仏 惑星New Tokyo。宇宙開拓初期の苦しみのなか、人々は生まれ故郷の名を新天地に冠し、薄れ行くかつての祖国の記憶を自らの街の面影に刻む。
なんで寄り目 惑星間貿易で利鞘をゲット。漆喰画のような立体感を持つ芸者オブジェに昇り龍、金箔の屏風絵をあしらう豪奢な佇まい。惑星Kyushuの雑貨問屋。
憩いの橙提灯 全ての惑星都市、宇宙基地には必ず呑み屋があって、悪者退治などの仕事話には事欠かない。よし、縦に並べた逆読みバーゲンセールに乾杯だ。
このままスクリーンセーバーにしたい 地域ごと、色味を異にする宇宙空間。恒星の輝きとヘリウムガスの曳光が錯綜する風景。Shinjuku Station は相変わらずのにぎわいを見せている。
旭寿司については後日詳報を掲載予定です ニュートーキョーに次ぐ第二の植民都市、それが惑星Honshu、”壮大なスペースオペラ”とは裏腹に場違いな苦笑いを誘う、化粧室 棒。乾杯だ。
テカギさん Kusari Spaceの悪代官、Tohoku System(東北地方)に浮かぶ秘みつの要塞でTekagi知事と望まざる会談。緊迫ムードに顎首の贅肉は生白く光る。

前作 StarLancer で描かれた22世紀の東西対立(冷戦時代)。世界観はそのままに、今作では更に約800年の歩を進め、戦後の経済競争(貿易摩擦)とそれに付随する膨張主義の衝突が大きなテーマとして扱われている。西側諸国の敗北と別天地での再生という前説を用意することで、ひとまず「伝統的な争い」から物語を切り離した格好だ。プレビュー段階で公表されていたストーリーでは”第一次太陽系戦争で地球がぶっ壊れる”ことになっていたが、5年の長期に及ぶ開発でプロローグは変容、Kusari-Spaceの日本語もまた、8世紀の長期に及ぶ開拓史で変容したようである。

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