Independence Day
FOX Interactive / Radical Entertainment, 1997

「アメリカ中心的世界観の厚かましいプロパガンダ」「下心の見え透いた国威発揚映画」などと皮肉られながらも、ハッピーエンドが約束された単純明快なストーリー設定、各種特撮、映像効果の迫力に、結局全世界が素直な気持ちで楽しんでしまったハリウッド産超娯楽シネマ、とりあえずといった感じのゲーム化タイトル。エイリアンによる地球侵略を阻止しこの星の生命を救うべく、米軍の凄腕パイロットとなってミサイルを撃ちまくれ!Tokyoの命運はキミが握る操縦桿に託されている。


東京全景 世界各国の主要都市に忽然と現れた直径25Kmの攻撃型宇宙船、City Destroyer。天空を覆い隠す円盤の下を、エイリアンの小型戦闘機が舞う。
ロイの店・シェーラクラブ 我らが首都Tokyoにお目見えしたエイリアンの破壊兵器に、米国空軍が敢然と立ち向かう。日本の市民を守るために、そしてロイの店を救うために。
夢の高速鉄道 何も深く考える必要はない。新幹線はニ両編成でも許される。Powerboat RacingIgnitionの常識が覆された瞬間。背後の鉄塔は東京タワーらしい。
原型は日本酒の公告看板? 高層ビルの杜を縫って、人類の生死を賭けたドッグファイト。息つく暇もなく現れるエキサイティングな日本語看板のラッシュに途切れがちな集中力。
ふんどし相撲 ポップでキュートなお相撲さんのイラスト。恐らくは国技館のような競技場をイメージしたのだろう。東京ドームと原発が混ざったような不気味な造型。
日木・TEAM外人 「日木◇」の背後に「TEAM外人」を望む。全くやる気の感じられない、でっち上げ感にあふれた適当な日本語看板が延々と連なる夕闇のTokyo砂漠。
これでTOKYOは守られた City Destroyerの主砲へミサイルをぶち込み徹底殲滅。「これほど巨大な構造物が上空で崩壊したら」などという馬鹿げた考えはアメリカが許さない。

とにかく日本という国は、作品中の”プレイフィールド”を増やすのに重宝する存在だ。広く世界にその名を知られているエキゾチックな東洋の島国ならば、欧米圏にはない独特の雰囲気を印象付けることが可能だし、高層ビルを適当に並べ、そこに日本語を貼り付けさえすれば、構築するのにさして時間はかからない。「ちょっとボリューム感を出したいな」 そんな時にお薦めの舞台である。

原作映画の中には、東京を舞台にした戦闘シーンなど存在せず、僅かに自衛隊の基地内部と、数名の自衛官(東洋系のエキストラ)が登場するに過ぎない。「出口」と書かれた妙に大きな張り紙を記憶に留めている方も多いのではないだろうか。しかし映画ではいざ知らず、ゲームとなれば、増してやそれが「世界各国を舞台」にするものであれば、”日本戦”の存在は欠かせない要素となり得る。殊にドライビングゲームというジャンルで、その傾向が強いのは周知の事実だろう。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

FOX Interactive (発売元)
Radical Entertainment (開発元)
Lyrica Hometown (東工大SF研究会)
Taiking in the 5th-Dimension (こんな映画を観た)


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