Pearl Harbor
Day of Infamy
Activision Value / Asylum Games, 2003

ルーズベルトが仕掛けた元祖・恥辱の日(Day of Infamy)。真珠湾奇襲を題材にした零戦迎撃シューティングが、明らかに食傷気味としか思えない市場の空気もお構いなしに、また帰ってきた!リメンバー・パールハーバー、息が止まるほどの乱射戦でプレイヤーのハートを銃座視点にくぎ付け!あの忌まわしい朝をみんなが忘れないよう Activision がバリューブランドでひと肌脱いだ!表題のPearl Harbor: Day of Infamy に、同じく零戦迎撃シューティングの怪作 Pacific Gunner のご紹介をプラス。白熱のJAP掃討アクション、そして急にラブストーリー。どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。


JAP号外はPearl Harbor: Strike at Dawnにも登場 Pearl Harbor: Day of Infamy、ロード画面に踊る零戦。累計5作品目 (JitB調べ) となる真珠湾ゲーム、過去4作品はPearl Harbor: Zero Hour にて。
昔のQuickTimeゲームのような感じ 背景は静止画、CGベタ貼り。書割の上を舞うヒコーキは動きの怪しいスプライト・アニメーション。零戦を追う照準カーソル、嗚呼クリック&デストロイ。
ほとんどパロディ 全3ステージ、2回づつ繰り返し。この上なく熾烈な戦闘を見事生き抜いた銃撃手は、愛する女性 (例の映画と同じ従軍看護婦) と抱き合うのだった。
真珠湾です Pacific Gunner (Infogrames/2002)より、朝焼けの真珠湾。ざっくりモデリング、おおらかなテクスチャ、眠たいゲームプレイ。三拍子揃った憎いやつ。
沖縄です ”Pacific”の名の通り、舞台は冒頭の真珠湾に留まらず太平洋戦線全域に及ぶ。ここは沖縄だ。空の色が違うだけじゃない。沖縄といったら沖縄だ。
きのこです 従来の真珠湾モノの例に漏れず、両タイトルともに”History”コーナーが設けてある。戦史はとにかく、当時のラジオ放送や国会演説は少し面白い。

2001年、勇気と友愛のラブラブ零戦巨編 にあやかった真珠湾ゲームが、映画の封切り前後に嫌と言うほどリリースされたのは記憶に新しい。そのどれもがひと山いくらのバリュー系タイトル、筆者は秋葉原、かつてのLaoxゲーム館で苦しい選択を迫られていた 「これ、全部買わないと駄目だ」 パッケージ裏面のスクリーンショットを見てすぐに分かったのである。単体でコンテンツを維持できるようなクオリティーの作品はひとつもない、ということが…。この2作品は言わば、乗り遅れ組である。もうこれ以上は勘弁して欲しい。真珠湾も零戦もお腹一杯、口から溢れそうだ。

案の定今般両タイトルも出来は芳しくなく、特に Pacific Gunner は 「3年前、プライベート・アルファ版がロシアのニュースサイトに流出したもの」 かと思うようなレベルである。なにしろReadmeファイルに ” this game DOES NOT use 3D acceleration
~ !!! ” と至極嬉しそうな調子で書かれている有様で、なおかつ ” It’s not meant to be a super-pretty strategy game…it’s a -Blow Sh*t up on your Computer- style Arcade game~ ! ” と続くに至ってはもはや笑うしかない。

「ずいぶん時間かかっただろ? ほかにすることないの?」 ゲーム本編には、チートコードを使ってクリアした場合にのみ特別なエンディングメッセージが用意されている 「本を読むとか、運動するとか、恋人と過ごすとか…ま、そう思っただけ」 お、大きなお世話である。こんなゲームを作っている暇があるなら、開発元の Running Dog Software 諸兄も恋人と過ごしたらいいだろう。真珠湾・零戦迎撃・銃座視点・ローテク採用、多くの共通項を持つ因縁の真珠湾シューティングであった。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Activision Value (Day of Infamy 発売元)
Asylum Games (Day of Infamy 開発元)
Infogrames (Pacific Gunner 発売元)
破壊屋 (映画の嘘・間違い)
反差別国際運動 (IMADR (水平運動)


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