Harry Potter
Quidditch World Cup
Electronic Arts, 2003

【ハリー・ポッター クィディッチ・ワールドカップ】 へようこそ!みんなの憧れ 【ホグワーツ魔法学校】の伝統的スポーツ 【クィディッチ】、キミは4つの学生寮 【グリフィンドール】 【スリザリン】 【ハッフルパフ】 【レイブンクロー】 からまずお気に入りの7名・1チームを選んでね! さあゲームのはじまりです! 【チェイサー】 を颯爽と操り 【クァッフル】 ボールをゴールへぶち込んだら、妨害球 【ブラッジャー】 の恐怖に立ち向かう 【ビーター】 として大活躍! 最期には手に汗握る羽の生えた金玉 【スニッチ】 を 【シーカー】 になって追っ掛ける! 寄宿舎を飛び出したら、世界の強豪が待っているぞ!


華やかにっぽん 原作小説に登場する架空のスポーツ ”クィディッチ”。空飛ぶ魔法の箒に乗って各種ボールと戯れるその世界選手権に、我らが日本チームも参戦。
わー スーパーチェイサー・サトウ・ノリユキ君、逆光の中の力強いガッツポーズ。ホームグラウンド・JAPAN 競技場でファンキーなシュートを決めまくりだぜ!
ごりごり ロックな金髪メガネ・タナカ君、うっとうしい赤バンダナ・スズキ君。羽の生えた金玉を握り締めるワタナベさん(中央)は、シーカーのポジション担当だ。
友永提灯 リリース前にお披露目されたトレイラーが、殆どそのままオープニングに転用されている。ゲーム本編には登場しない”友永”提灯。要チェックである。
世界制覇達成 優勝トロフィーを掲げて思わずうっとりサトウ・ノリユキ君 (目が完全に飛んでいる)。後のだんご頭と熱帯雨林の怪鳥みたいな頭髪はブラッジャー役。
きんたま (画面左上) むぎゅ チェイサーによるゴールは1回わずか10点。オーラスの金玉握り競争、怒涛の150点。バラエティー番組のクイズコーナーみたいな得点体系に乾杯。
わー 勇気と友情、冒険と魔法と女社長が版権をもぎとる世界。満開の桜、寺社風巨大建築に囲われたフィールドは夕陽と絶え間ない歓声に包まれる。

少年少女が初々しく、いっしょうけんめいにがんばっているハリポタ・アクション第三弾。賢者の石、秘密の部屋に続くEA専売のライセンスゲームは、どうにも語感の良くないクィディッチ・シミュレータ。イギリス原産のベストセラーに登場するこの架空のスポーツには、フットボール、ラグビー発祥の地を思わせる歴史やルールが色濃く反映されている。寄宿舎で培われたゲーム性は爽やかなようで粗暴、健やかなようで陰湿、ハリーポッターも金玉を握るため血眼になるのである。

原典に親しんでいるプレイヤーなら”お馴染みの”と形容できるのだろうか。小説も映画もろくに見ていない人間には、面白いのか面白くないのかちょっと判断しかねる内容だ。しかし開発者が原作の雰囲気を取り込むのに腐心したことは良く伝わってくる。なにしろ競技場に放り込まれる臨場感や、ボールを追って東奔西走する慌しさは非常に上手く演出されていて、J.K.ローリングもなるほど納得の完成度と言えるだろう。日本チームの子ども達も空に向かい両手を広げ、鳥や雲や金玉までも掴もうとしている純真さがキャラクターデザインに滲み出ており、ほほえましい限りだ。

製品紹介ページの日本語訳がおかしなことになっている
Harry Potter at EA Games で、もっとほほえましい誤字や送り仮名のミス、気持ちの悪い中途改行の数々(Sample1/Sample2) を捜そう!追い掛けよう!打ち負かそう! 日本支社が担当しているものとばかり考えていたが、どうも米国本社が取り仕切っているらしい。言語選択の「日本」の文字画像からして変である。世界中のファイナリストがイギリスに集まり、待望のクィディッチ・ワールドカップ・トロフィーをかけて決勝戦が行われたぞ。 ということで、発売記念の対戦イベントでは見事ヒデノリ・タナカ君が優勝した模様だ。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Electronic Arts / EA Japan (開発元/日本法人)
Harry Potter at EA Games (EA公式)
闘えALS -さくら会- (在宅ALS患者の介護支援)
英国探訪 -うさぎの国へ- (イギリス旅行案内)


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