Superbike 2000
Electronic Arts / Milestone, 2000

排気量750cc以上の市販バイクによる、世界的に有名なレーシングイベントのEA Sportsブランドによるゲーム化タイトル。軽快な操作性と美麗なグラフィックで好評を博した前作から2年の歳月を経て、トーナメント最終戦を飾るスポーツランドSUGOの悪夢は再び甦った。ピットゾーンに潜む日本語看板の光と陰を、矢継ぎ早にリリースされたSuperbike 2001(同一のテクスチャーデータが使用されている)と併せて掲載する。コンテンツ作成にあたってはFeez氏より多大なる御支援を頂いた。


ピットゾーン ヘルメットの中、ライダーの表情まで緻密に描かれている様は圧巻だが、注目すべきは画面左端、日本企業によるスポンサー公告の存在である。
レースオイル スーパーバイク エレクトロニックアーツ 歪みのないゴシック体フォントが整然と並ぶピットゾーン。前作に比してテクスチャの品質は格段に向上しており、くっきりと読み易い文字が嬉しい。
高速マシン しかし何かが確実に狂っている。「高速マシン」「レースオイル」「スーパーバイク」など、公告にはほど遠い、単語の羅列を遊んでいるに過ぎないのだ。
ほんとのSUGO Superbike 2001のコース紹介から、SUGOピットゾーンの現場写真。SEIKO、NICOS、FUJI FILM・・・日本語表記された日本企業を探すほうが難しい。
渋谷石油 実在の可能性濃厚と判断し調査するも、ついに渋谷石油という会社の存在は確認できなかった。なにやらまるでガソリンスタンドのような語感である。
マイルストーン 山本タイヤ マイルストーンは開発元のMilestone社を指しているのだろうか?確かに3Dレーシングというジャンルにおいて、同社はマイルストーン的存在である。

開発元はScreamerシリーズでお馴染みのMilestone社。中堅タイトルの続編として要求される正常進化をとりあえず一通りこなした格好である。半年前が10年前に語られるソフト開発の現場にあって、その技術力を高水準に保つことは並大抵の努力ではないだろう。しかし、こと日本語の扱いに限っては、そのクオリティ・レベルに全く発展性が認められないのはどういう訳なのか。

日本語看板に用いられるテクスチャーデータの解像度は上がったが、その内容は相変わらず違和感たっぷり。更に言えば、山本タイヤ、エレクトロニックアーツなど、一部の文字に半角カタカナを用いていることは、ネチケットの思いやり精神を蹂躙する蛮行であろう。たとえHTMLメールを読める環境にあろうとも、それを送って来た人間は断固糾弾しなくてはならない。これがネチケットの醍醐味だ。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Electronic Arts (発売元)
エレクトロニック・アーツ・スクウェア (国内代理店)
スポーツランドSUGO (Webデザイン一新)
Fun in Motorcycling (レース主催者)


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