Screamer
Virgin Interactive / Graffiti, 1995

美麗なグラフィック、アーケード感覚の軽快な操作性、表現力豊かな3D空間の構築に関して高い評価を受けている、Screamerシリーズ(Screamer2/ScreamerRally)の原点にあたる作品。古き良きDOS時代のタイトルではあるが、爽快感を追求すべく練り込まれたゲーム性は今なお色褪せることなく、全体を通じてそのレベルの高さが窺えた。セガのデイトナUSA に似た心地よいゲームプレイは、いつしかキミをラムちゃんへと導くだろう…なお、Graffiti は Milestone 社の旧称である。


使用前 荒涼とした砂漠の一本道を疾走する真紅のスーパーカー。未舗装路に注意を促す、左脇の青い立看板に注目だ。これが標準のゲーム画面である。
使用後 メニュー画面でMONTYと打ち込んでからプレイを始めると、看板が「うる星やつら」のラムちゃんに大変身!さあ、思う存分バシバシ跳ね飛ばそう!

少年サンデー誌上で「うる星やつら」の連載が始まったのは1978年、テレビアニメ化はその3年後、1981年である。Screamerの発売時期を考えれば、遠くイタリアの地でソフト開発に勤しむガイジンさんであっても、「うる星やつら」の情報を手に入れる時間が充分に存在していたことは明らかだ。ジャパニメーションの業火がまたひとつ、新たな火の粉を吹き上げる格好になった。

実に巧妙で悪質な手口と言わねばならない。素材を前面に押し出すのではなく、通常のゲームプレイでは知り得ないチートコード入力が
ラムちゃんの引き鉄になっているのだ。「隠しフューチャー」として用いられたラムちゃん。これは計らずも、ジャパニメーションが彼らの深層心理にまで深く食い込んでいることを証明する貴重な資料を我々に提供した。

コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。

Virgin Interactive Entertainment (発売元)
ラム親衛隊最高幹部会議 (彼女をしあわせに出来るのは僕しかいない)
日本アニメーション歴史年表 (日本が世界に誇るアニメ産業)


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