Lifeforce:
Tenka 西暦2096年。予想通りの人口増加にあえぎ、下らない理由から絶えず引き起こされる戦争に消耗した人々は、我先に遥かなる宇宙植民地−パラダイスへと脱出を果たしていった。次第に消えてゆく人影のなか、荒れすさんだ世界に残された不運な男、Lifeforce
Tenka。「パラダイス」へのチケットを探し求めること実に数年間。ようやく宇宙への渡航権を獲得し、るんるん気分で辿り着いた惑星は、悪徳企業Trojan
Inc.がExtruvius328/Bと呼ぶ、地獄のバイオ・アーミー大量生産工場だった。 |
![]() |
今は亡き、かつての公式サイトに貼り付けられていたTenkaのイメージCG。大仏の背後にある原発ライクな煙突に「絵苅皆刊茶」の漢字乱用を確認。 |
![]() |
説明書の裏表紙は惨憺たる有様。まるで邪宗の呪文のごとく延々と並ぶカタカナ。明朝体の
「がいみのち」 はCDレーベル面にまで印字されている。 |
![]() |
タイトル画面は思いのほか大人しい仕上がりだ。しかしゲームを始めたが最後、怒涛の日本語ラッシュに窒息寸前の惨状が待っているに違いない。 |
![]() |
世界観はサイバーパンクそのもの。ややグロテスクな、有機的演出も施されている…この際、そんなことはどうでも良い。日本語探しに精を出そう。 |
![]() |
ひたいに嫌な汗が滲む。軽い3D酔いのせいもあるが、それだけではない。一体、日本語はどこなんだ?マウスを握る手は焦りでじっとり濡れている。 |
![]() |
パッケージや説明書、CDラベルにまで印刷されていた日本語。どうしてなんだろう、どこにも見当たらない。乾いた笑いとともに、エンディングを迎えた。 |
ソフトの価格は20ドル、これに送料30ドル(FedEXの速達扱い)を費やして緊急購入したゲームだった。Wipeoutの看板でその存在を知った時から、常に頭の片隅に引っ掛かり、タイトルから想像される狂いっぷりに期待を寄せていた。原則としてJitBではフォローしない、PS版
(Codename: Tenka)のみとの認識があっただけに、Windowsへ移植されているという事実を知った瞬間は、それは嬉しかったものである。報われない投資はうら寂しく「早まったか」との思いがチクチク心に突き刺さる。 コンテンツ作成にあたり、以下のサイトより引用或いは抜粋をさせて頂いた。 |