Throne of Darkness
Sierra On-Line / Click Entertainment, 2001

酒池肉林に溺れる信仰心ゼロの拝金主義者、三拍子揃ったボンクラ将軍 Kira Tsunayoshi に憑りついた悪魔 Maou-Hakaiki Zanshin が、神々に護られしYamatoの国を地獄のどん底へ叩き落とした。異形の怪物と化し恐るべき力を手に入れた将軍の兵士たちに蹂躙される毛利家、織田家、徳川家、豊臣家。各地の城が為す術もなく陥落していくなか、辛くも難を逃れた大名のもと、七人の侍が立ち上がった…。神話の世界から戦国の名武将、維新の立役者まで、日本史上に誇るスーパーヒーローが時代を超えて大集合。Diabloを創った男たちによる、和風アクションRPGの意欲作。


風神雷神 プレイヤーは四大名(クラン)の内から最後の生き残りとしてひとつを選び、七人の従者を操って闘いを進める。画面は織田家リーダーの大石蔵之助。
ブラックバスの穴場 さざ波に揺れる蓮の華。アーチ橋に居並ぶ4人の武者。任意に選択・操作可能な侍のほか、最大3名のAI キャラを仲間に連れ従えたプレイが可能。
さわやか侍 ムービーシーンは写実的な背景にトゥーン・シェーディングを施された侍が立ち回りを演じたりする面白い構成。妙にポップな雰囲気が意外に馴染む。
重文指定 もみじ葉と魔法の炎が紅く燃える。毛利城下の町外れ、一画面には収まり切らない巨大な五重塔。カラス天狗似の怪物、Yukai Akuninが襲い来る。
お腹に「死」 まわしを締めた相撲取り風の巨漢、Debu。色違いの同一キャラに Musashi-Maru とか Kitano-Umi と名付けているのは、やや行き過ぎの感もあり。
芸者さんとお座敷で Meifumado Ground Floorにて、着物を引き摺りながら火を吹くAkutoku Geisha。畳の敷き方も色々あるが、このような並びは実際にはないようだ。

かつて日本がYamatoと呼ばれ、偉大な将軍Kira Bennosuke統治のもと神々の慈愛の満ちた平和と繁栄を享受していた頃。人々は争いから解放され、過去の戦争の痛みも忘れたかのように生き生きと暮らしていた。しかし商業が栄え、食うに困ることもなく、面白おかしい娯楽に浸るうち、豊かさを当たり前に感じるようになると、やがて信仰心も薄らぎはじめ…Bennosuke死後、狂い始めた世界の責任の一端は、後継のTsunayoshi ばかりにあるわけでもなさそうだ。そんなメッセージとは無縁に、小判やお守り、勾玉などの小物を拾い集めながら、侍一行の闘いは激しさを増してゆく。

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