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これらのオリジナルブランドは、既存のメーカーによって新たに作られた別パッケージというよりも、主に天然ゴムの一大産地であるマレーシア、インドネシア、タイなど現地で生産されたものを直輸入し、仕入れ値の劇的な圧縮を実現しているものが散見されます。 その傾向が特に顕著なのは巷に氾濫する100円ショップ群で、各フランチャイズがそれぞれ独自の輪ゴムを売り出しています。主流は幾条もの線が平行し、両端(若しくは片端)で相反するカーブを描いたもの。図案等の志向性は雑多であり、明確な分類を設けるのは難しくもありますが、やはり茶系にまとめられたデザインという点で概ね共通しています。 ちなみに左側のパッケージ写真、最下段から3つ目までは海外(香港・ハワイ)製のものを”参考作品”として掲載しています。これを見る限りでは、海の向こうの人々にとって輪ゴムは青系統の箱に入っているものだと認識されているようにも思えます…いずれにせよサンプル数が僅少ですので、今後の更なる収集活動が求められるでしょう。 ○ ラバーバンド・シーンのこれから まず、(株)共和の「オーバンド裁判」によって、今竹デザインのあからさまな模倣は徐々に減っていくものと思われます。訴訟を機に、いくつかのメーカーやベンダーはそのパッケージを(少なくとも突然訴えられたりしない程度には)変更しつつあり、PB商品の台頭と相俟って、魅力的なあの色彩と造型は店頭でその姿を見る機会も少なくなりました。 しかしそれでも、地方で細々と捌かれている”草の根ブランド”はしぶとく生き続けます。旅先でそれを見つけたわたしは小躍りして喜び、ひとつひとつを購い求め、家には100グラムまた100グラムと、使う当てのない輪ゴムが増え続けていくのです。一般家庭に3キログラム超の輪ゴムは、あまりにも多過ぎる、重たい財産としてのしかかるのです。 |
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